梅雨や夏の部屋干しに便利な衣類乾燥除湿機ですが、

・「除湿機を使うと逆に暑くなるって本当?」
・「涼しい衣類乾燥除湿機はあるの?」
・「エアコン代わりになるの?」

と思ったことはありませんか。

結論からいうと、衣類乾燥除湿機だけで部屋全体を涼しくすることはできません。

湿度を下げることで蒸し暑さは和らぎますが、機種や使い方によっては室温が上がることもあります。

衣類乾燥除湿機は部屋を冷やす家電ではないため、選ぶ際は「涼しさ」よりも「洗濯物をしっかり乾かせるか」を重視することが大切です。

この記事では、除湿機で涼しくならない理由や、梅雨や夏場に快適に使うコツ、おすすめ機種について解説します。

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除湿機とエアコンは似ているようで別物

まず理解しておきたいのは、「冷房」と「除湿」は別の機能だということです。

エアコンの冷房は、室内の熱を屋外へ排出することで室温を下げます。

一方、除湿機の目的は空気中の水分を取り除くことです。

コンプレッサー式の除湿機はエアコンと同じように冷媒を使って除湿しますが、エアコンのように熱を屋外へ排出しません。

そのため、除湿の過程で発生した熱は室内に残り、運転中は室温が上がることがあります。

・エアコン=部屋を冷やす
・除湿機=湿度を下げる

このように、それぞれの役割は異なるため、除湿機だけでエアコンのような冷房効果を得ることはできません。

除湿機が部屋干しに効果的な理由

洗濯物1回分には、およそ1~2Lもの水分が含まれています。

部屋干しをすると、その水分が室内に放出されるため、湿度が高くなりやすくなります。

湿度が高くなると、

・蒸し暑く感じる
・洗濯物が乾きにくい
・生乾き臭が発生する
・カビが発生しやすくなる

といった問題が起こります。

除湿機を使えば湿度を50~60%程度に保ちやすくなるため、蒸し暑さの軽減や部屋干し時間の短縮が期待できます。

エアコンのように室温を下げることはできませんが、部屋干しによる不快感の軽減には効果的です。

梅雨や夏場は除湿機の設置場所が重要

除湿機は湿度を下げることはできますが、エアコンのように部屋全体を冷やすことはできません。

また、運転中は熱を発生させるため、設置場所や使い方によっては暑く感じることがあります。
特に梅雨や夏場のリビングで長時間運転すると、かえって不快に感じる場合もあります。
私自身も部屋干しのために除湿機を使っていますが、洗濯物の近くで運転させていると周囲の空気は意外と暖かくなります。

そのため、除湿機は次のような場所で使うのがおすすめです。
・脱衣所
・浴室
・クローゼット
・サンルーム

可能であれば、部屋干し専用のスペースを確保しましょう。

ポイントは「人が長時間過ごす場所で使わないこと」です。

できるだけ脱衣所や浴室などのスペースで使用すると、発熱の影響を受けにくくなります。
また、外出中や就寝中など、人がいない時間帯に運転すると、発熱による不快感を抑えながら効率よく乾燥できます。

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除湿方式による違いを知っておこう/梅雨と夏は「コンプレッサー式」がおすすめ

衣類乾燥除湿機には主に「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3種類があります。

特に梅雨の時期や夏場の快適さに大きく影響するのが除湿方式です。
発熱のしやすさや除湿能力が異なるため、購入前に特徴を確認しておきましょう。

コンプレッサー式

夏場に最もおすすめの方式です。
特徴は次のとおりです。
・消費電力が少ない
・発熱が比較的少ない
・夏の除湿能力が高い

「できるだけ暑くなりにくい除湿機が欲しい」という方は、まずコンプレッサー式を検討しましょう。

デシカント式

ヒーターを使って除湿する方式です。
特徴は次のとおりです。
・気温の低い冬場でも除湿能力が落ちにくい
・寒い季節の部屋干しに向いている

ただし、運転時の発熱が大きいため、夏場は室温が上がりやすい点に注意が必要です。

ハイブリッド式

コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせた方式です。
季節に応じて方式を切り替えながら、一年を通して安定した除湿性能を発揮します。
ただし、価格はコンプレッサー式やデシカント式より高めです。

 

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(三菱電機サラリMJ-M120ZXの場合)

購入前に確認したいポイント

除湿機を選ぶ際は、次の項目をチェックしましょう。

・除湿能力
・除湿方式
・消費電力
・衣類乾燥モードの有無
・タンク容量
・重量とキャスターの有無
・運転音

部屋干し用途であれば、除湿能力と機能のバランスが良い2~4万円クラスの製品がコストパフォーマンスに優れています。

梅雨から夏にかけて使用する場合は、デシカント式に比べて室温が上がりにくく、消費電力も少ないコンプレッサー式がおすすめです。

除湿すると数リットルの水が溜まるため、タンク容量も確認しておきましょう。夜間や外出中など、長時間の連続運転を想定している場合は特に重要です。ホースによる連続排水に対応した機種もあります。

除湿能力が高い機種は見た目以上に重いため、キャスター付きであれば移動が楽になります。

また、除湿機は意外と運転音があります。エアコンや扇風機と同じ感覚で考えると、音が気になると感じる場合もあります。

 

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(三菱電機サラリMJ-M120ZX)

おすすめ衣類乾燥除湿機

以下に、梅雨から夏にかけておすすめのコンプレッサー式衣類乾燥除湿機を紹介します。

1位 コロナ どこでもクーラーシリーズ

夏場に強いコンプレッサー式のモデルです。

主な特徴は次のとおりです。
・冷風機能搭載(冷風モード)
・衣類乾燥能力が高い(衣類乾燥モード)

冷風モードでは冷風と排熱の両方が出るため、部屋全体を冷やすわけではありません。
排熱ダクトや窓パネルを活用して排熱を室外へ逃がすと、快適性が向上します。
なお、冷風モードでも除湿しながら運転できます。

除湿能力は1日10Lタイプと14Lタイプがあり、部屋の広さや洗濯物の量に応じて選べます。

 

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こちらは、冷風機能のついていないコロナ除湿機です↓
スリムタイプです↓
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大能力タイプもあります↓
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2位 シャープ CVシリーズ

部屋干しに適したモデルです。
洗濯物のニオイ対策を重視する方におすすめです。

このモデルの主な特徴は次のとおりです。
・プラズマクラスター搭載
・生乾き臭対策に強い
・自動スイングルーバーで効率よく乾燥
・スポット送風も可能

なお、上記のシャープ CV-R120は旧モデルのため、比較的手頃な価格で購入できる場合があります。
ただし、現在は後継モデルへの切り替えが進んでおり、販売店によっては在庫限りとなっています。

 

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3位 アイリスオーヤマ サーキュレーター衣類乾燥除湿機

コストパフォーマンス重視なら有力候補です。
風を効率よく送れるため、部屋干しの時短効果が期待できます。
6.5Lタイプと7.3Lタイプがあります。

主な特徴は次のとおりです。
・ダイレクト衣類乾燥で乾燥時間を短縮
・6.5Lタイプは湿度設定可能、7.3Lタイプはおまかせモードあり

 

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4位 山善の衣類乾燥除湿機

手頃な価格帯で人気があります。
必要十分な機能を備えており、初めて除湿機を購入する方にも選びやすいシリーズです。
バランスタイプとパワフルタイプから選べます。

主な特徴は次のとおりです。
・衣類モードあり
・7段階湿度設定可能
・ホワイト、グレー、ブラックから選択可能

 

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5位 三菱電機の部屋干しおまかせムーブアイ搭載タイプ(サラリ)

三菱電機の除湿機にはさまざまなシリーズがありますが、部屋干し用途なら「部屋干しおまかせムーブアイ」を搭載した「サラリ」(MJ-M120ZX)がおすすめです。
衣類乾燥機能に力を入れた高機能モデルです。

主な特徴は次の通りです。
・部屋干しおまかせムーブアイ(乾き残りを検知して集中送風)
・3次元広角狙えルーバー(ワイドな送風で大量の衣類を効率よく乾燥)
・ズバッと乾燥モード(少量の衣類をスピーディーに乾燥)
・ふとんサラリモード(ワイド&ロング気流でふとんを快適に乾燥)
・部屋サラリモード(ムーブアイが湿気の多い場所を見分けて送風)
・トリプルバリアフィルター搭載
・内部クリーン機能搭載

 

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まとめ

除湿機は、室内の湿気を取り除く家電です。

そのため、「除湿機を買えば部屋も涼しくなる」と期待すると、想像していた使い心地と違うと感じるかもしれません。
梅雨や初夏、夏の部屋干しでは、発熱量が比較的少ないコンプレッサー式を選ぶことで、不快感を抑えやすくなります。ただし、どの除湿機もエアコンの代わりにはなりません。

除湿機は、
「部屋を冷やす家電」ではなく、
「湿気を取り除き、洗濯物の乾燥を助ける家電」
と理解することが大切です。

室内で長時間過ごす場所ではなく、脱衣所や浴室、サンルームなどで活用すると、除湿機の特長をより活かせます。
除湿機の特徴を理解したうえで選べば、梅雨から夏にかけての洗濯ストレスを大きく減らせるでしょう。

この記事が除湿機選びの参考になれば幸いです。